広報誌かわらんべ第160号に掲載

第20回 ゆずり合いの橋 明神橋

かつての渡舟場の静かな淵 護岸工事後も昔の面影

天竜川には明神橋と名の付く橋が上伊那に二つ下伊那に一つあります。天竜川では、「明神橋」「水神橋」という橋名は、「天竜橋」に次いで多く、地域に馴染んだ名称です。 南箕輪村・伊那市に架かる明神橋は一車線の狭い橋ですが、JR田畑駅に近接するため通勤通学に大事な役割があり、「ゆずりあいの橋」として地域住民の心を映す存在です。

すぐ上流で右岸から大泉川が、左岸から棚沢川が合流し、天竜川は折れ曲がったような形をしていて、ここには昔から淵があります。H18年災害を期に護岸工事等が進められ、工事直後は川の様子が一変しました。しかし、川の自然治癒力はたいしたものです。4年後に現地を訪れると再び元のような景観を取り戻していました。

2002年7月撮影 明神橋から上流方向

2009年4月撮影 護岸工事直後

2013年10月撮影 棚沢川合流点付近から下流方向