広報誌かわらんべ第135号に掲載

■第15回 H18年7月豪雨災害からの復旧 – 北島

天竜川において最も最近発生した大水害

平成18年7月15日、活発化した梅雨前線が伊那伊北地区の天竜川右岸地域に記録的な降雨をもたらしました。北殿水位観測所では、18日19時に「はん濫危険水位」を超過、さらに19日5時10分に「計画高水位」を超過しました。この洪水で伊那流量観測所では観測史上最大流量となる約1100m3/sを記録しました。

豪雨災害時に破堤した北島(天竜川上流河川事務所HPより)

堤防も環境も回復した北島(H25年10月撮影)

この記録的な洪水によって、天竜川本川では殿島橋の落橋や田畑等の浸水被害など流域に大きな被害が発生しました。
箕輪町松島地区北島では19日10時ころ堤防が決壊し、耕地流失や送電鉄塔基礎部が洗掘され、住民は不安な避難生活を余儀なくされました。
応急復旧の後、11月から翌年5月までの本復旧工事によって現在の堤防が完成し、川は元の姿に戻り、魚やザザムシなどの生物も以前のように回復しました。

北島災害伝承之碑