上伊那の天竜川漁業協同組合さんのところへ最近の天竜川の様子を聞きに行った時に、とても驚くことを聞かされました。それは「天竜川の辰野~箕輪付近にコクチバスがとても多く生息していて、試しに捕獲してみると、短時間に何十kgもとれ、どうやら すごい数がすんでいそうだ。今年の夏から急に増えた。」というものです。この種類はもともと日本にいた種類ではなく、食欲旺盛で魚や水生昆虫を手当たりしだいに食べるため生態系に影響を与えることが心配されています。このため、国の法律(外来生物法)で移動が禁止され、さらに長野県の漁業規則(漁場管理委員会指示)では生きたまま水域に戻すことも禁止されています(キャッチ アンド リリースも禁止)。つまり、天竜川に居てはダメな生き物なのです。天竜川の生態系のためにも、何とか対策を考えて行動しなければなりません。私たちにできること・・・・それは、とれた場合は川へは戻さず、持ち帰って食べること。実は、臭いのある皮さえ剥げば、とても美味しい白身の魚なのです。

(かわらんべスタッフ 久保田 憲昭)