写真右上:ハグロトンボのヤゴ
写真下:ハグロトンボのオス成虫

かわらんべの正面の小川(水辺の楽校)では初夏になると羽の黒いトンボがヒラヒラと優雅に飛び回ります。その数は多いときには一箇所で10匹以上も見られます。このトンボの名前はハグロトンボといいます。その名の通り、羽が黒いのが特徴です。朝・夕は近くの木陰や草むらで休んでいますが、午前10時ごろからオスは水辺の「なわばり」をパトロールし、ここに入ってくる他のオスを追い払います。また、小川で魚とりをしていると、ミズカマキリのような細長い体をした水生昆虫が良くとれますが、これがハグロトンボのヤゴです。ヤゴは水際の植物の間にすんでいて、かんたんに つかまえられます。優雅に飛び回る様子と、オスの体の緑色の金属光沢は、小川のせせらぎに良く似合っています。

(かわらんべスタッフ 久保田 憲昭)