クワガタというと夏の昆虫というイメージでしたが、2月27日に河川敷のヤナギの木から成虫と幼虫を見つけました。その木は地面に近い根元付近に無数の穴があり、内部がぼろぼろに朽ちていました。穴の中からは、コクワガタの成虫が5匹と種類のわからないクワガタの幼虫が2匹見つかりました。そこで、クワガタの生活を調べてみたところ、夏に羽化する多くのクワガタはすぐに活動せずに、そのまま休眠状態で冬を越すとのこと。さらに、一部の種類(オオクワガタ、コクワガタ、ヒラタクワガタなど)では、夏に活動した成虫が越冬し、翌年の夏にも活動するとのこと。また、一般的な幼虫は、木の中で2年間過ごすようです。寿命が1年のカブトムシに比べて、クワガタの長寿を感心すると同時に、生涯の大部分を過ごす朽木という特殊な環境の大切さを知りました。最近では、大きく成長した雑木林よりも、適度に荒れる河川敷のヤナギ林のほうがクワガタにとって住みやすいようです。

(かわらんべスタッフ 柳生 将之)