今回紹介するヘビは日本中に生息しますが、生息環境が限定的なことや臆病な性格などで、人目に触れることが少ないヘビたちです。ヒバカリは、あごの後ろから頭の付け根にかけて白いラインのある茶褐色のヘビです。咬まれたら「その日ばかりの命」と恐れられたそうですが、実際は小さくておとなしく、かまれたとしても無毒のヘビです。水田や小川などの湿った環境に生息し、カエルやそのオタマジャクシ、小魚などをおもに食べます。ジムグリは赤褐色で光沢のある滑らかな体をしています。幼体では赤みが強く、黒い模様があります。山地や草原などに生息し、おもに小型の哺乳類を食べます。また、ネズミなどを追ってその巣穴に潜ることから、「地に潜る」というジムグリの名がつきました。前者は7月17日に、後者は10月1日にかわらんべの近くで目撃しました。彼らが住める多様な環境を、いつまでも残したいものです。

(かわらんべスタッフ 柳生 将之)