カエル目アカガエル科。原産地は北アメリカ東部。食用として養殖された個体が逃げ出し、世界中に定着している。大型かつ貪欲で、環境の変化にも強いウシガエルは、在来生物を駆逐してしまうことが懸念され、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されている。日本では2006年に外来生物法により特定外来生物に指定された。このため、生きている個体を許可なく運搬または飼育することができない。かわらんべ近くの池では数年以内に侵入したと思われ、昨年からは多くの幼生(オタマジャクシ)が目撃されるようになった。今年度はこれまでに少なくとも5か所で産卵された痕跡がある。ウシガエルは繁殖期間が長く、しかも一度に多量の卵を産む。さらに、幼生は捕食されにくく、成体は移動能力が高いといった特徴をもつ。したがって、このままでは池内の生物への影響のみならず、近隣への分布拡大が懸念される。かわらんべでは7月17日に講座「ウシガエル駆除大作戦」を実施し、駆除活動を行った。

(かわらんべスタッフ 柳生 将之)