広報誌かわらんべ 161号掲載分

 

竹林の繁茂とゴミの不法投棄による景勝地【鵞流峡】の荒廃を食い止めるため、地域・事業者を中心に中学生や一般参加者が加わり、景観保全プロジェクトが今年度から活動を開始しました。プロジェクト副代表の前澤正信さん(長野原区長)にお話をうかがいました。

かつての原風景を取り戻す 復活への想いに参集

鵞流峡へのゴミ不法投棄に悩む竜丘地域自治会(飯田市竜丘地区)と、竹林繁茂からの景観改善に取り組む天竜舟下り(株)が連携し、本来の魅力ある鵞流峡の復活を目指し、プロジェクトを結成したのが平成27年6月でした。
活動募集した「竹林伐採バスターズ」には地区内外から32名が登録、さらに遠方企業の協力や飯田市や長野県の支援も受け、竹林伐採や環境教育活動を展開しました。

竹林伐採バスターズ活躍

11月~2月の77日間 のべ438名の参加で1万8千本の竹を伐採しました。竹林伐採だけでなく、環境美化・ゴミ拾い・教育体験など総合的に活動し、地元中学生の参加など地域への波及効果もありました。

明るく、せせらぎ響く環境に

作業後の環境は見違えるように明るくなりました。県道から川面が見通せ、天竜川のせせらぎも届くようになりました。当初のイメージを上回る良好な景観を取り戻し、今年度の作業を終えることができました。
 今後は竹の定期管理や竹の有効活用を模索しつつ、「楽しむこと」を次のステップに「竹でイカダ下りなど体験ツアーや自然体験に活用したい」と夢が膨らみます。メンバーの一部には、幼少期に川の楽しさを味わった人もいます。そんな良き日の思い出も【鵞流峡の魅力】とともに次世代へ伝えていきたいですね。