■下伊那農業高校3年 選択:環境科学 ■日時:2021年7月28日(水)11:00~12:15 ■会場:飯田松川(新久米路橋)

環境科学の校外実習として
水生生物による水質判定の調査を行いました。
増水の影響で生物は少なかったのですが
確認した水質指標種は
全てが「きれいな水」の種類で
水質判定結果も「きれいな水」となりました。
環境(水質)と生物の関係を
体験を通じて知っていただくことができました。

調査地は足場が良く比較的安全な浅い礫底の瀬です。水の透明度は良いのですが、夏にしては水量が多くて川底の石に藻が少ないなど、梅雨期の増水の影響が見られました。

30分ほど採集して、集まった水生生物を分類群ごとに分けました。ほとんどの生き物が初めて見た種類のようで、興味深げに観察しています。川には魚以外にも生物がいて、その種類は意外に多いことを知ることができたようです。

種名と特徴をひととおり説明してから、水質指標種を抽出し水質階級を確認してから個体数を計数してもらいました。

見つかった水生生物の中から水質指標種を抽出して記録した結果です。水質を判定すると「きれいな水」となりました。生物は少ないですが、これが中央アルプスの花崗岩河川の特徴の一つ。

2018年から毎年夏に調査実習をしていますので、4年間のデータも見比べてみました。水質判定は同じですが、生物の構成は少しずつ変化しているようです。調査の積み重ねによって見えてくる変化について理解いただけたと思います。