日時 令和3年11月3日(水祝) 9:00~11:00
講師 かわらんべスタッフ
参加人数 33名(運営協力員を含む)

大きな川虫「まごたろう虫」 本名はヘビトンボ
春の講座でも観察しましたが、
今回は生態研究。本格的です。
幼虫の期間は何年か、生活史を調べました。
88匹もとって頭の幅を測って調べたら
1年生・2年生・3年生がいました。
調べてみて解る楽しさが味わえたかな?

久米川の会場は浅くて石が多く流れがやや強くて、まごたろう虫をとるのに最適な場所です。長グツで川虫とりができるのが良いですね。

まごたろう虫をさがしています。アミを川底にシッカリと固定して流れのある場所の大きめの石を動かすと誰でもとれます。この子のとり方がお手本です。なんと一人で8匹もとった名人です。

まごたろう虫がとれました。大きなのは流れの強い場所に多くて、小さなのは流れの弱い岸近くでもとれました。

何年生か調べるため、頭の殻の幅をノギスで測りました。頭の幅を測って成長の様子を知ることは水生昆虫の生活史の研究の基本です。今回は大きさの参考として体の長さも測りました。

自分でとった まごたろう虫の頭幅(頭の幅)と体長(体の長さの参考)を記録してもらいました。

記録したデータをグラフに書き込む作業も子供たちに担当してもらいました。頭幅の数値と体長の数値の交わるところにドットのシールを貼りました。

採集の合間や採集後には まごたろう虫を観察。川虫の中では一番大きな種類です。キバのように大きなアゴや足がいっぱいあるように見える姿など、見どころ満載の虫です。

全部で88匹の まごたろう虫をつかまえて測った結果です。頭幅6~7mmと3~4mmに集団があって、数は少ないですが1~2mmほどのものもいました。

大きさではこんなかんじ。3段階に区分できそうです。ということは、一番大きいのが一昨年生まれた3年生、中くらいのが昨年生まれた2年生、小さいのが今年生まれた1年生だと考えられます。みんなの調査の結果「久米川のヘビトンボは3年生までいる」ということがわかりました。

後日、みなさんの記録票のデータを整理してつくったのがこのグラフ。過去にヘビトンボ幼虫の成長の調査が行われた松本市女鳥羽川の研究とよく似たグラフになりました。良いデータがとれました。