日時 令和3年9月25日(土) 9:00~10:30
講師 かわらんべスタッフ
参加人数 29名(運営協力員を含む)

川底にすむ魚を底生魚(ていせいぎょ)
と言いますが、今日の目あてはこの底生魚の
さすり(アカザ)と よな(カワヨシノボリ)です。
一時は数が激減した「よな」ですが
やっと数が増えはじめ
大きな個体も見つかるようになりました。
はやく元どおりに回復してほしいですね。

「さすり」と「よな」さがし開始。石の多い瀬の川底にいる魚なので、こんな場所がすみ場所です。

底生魚とりの基本。川底にアミをしっかり付けて、その上流側の石を動かします。しかし狙いの2種類はなかなかとれず、思いのほか少ないようです。ちなみに「まごたろう虫」は佃煮にするほどとれました。

休憩時に底生魚も移動する話をしました。堰堤などがあるとその下にたまっていることを紹介すると、後半の採集では堰堤下に目を付けた抜け目ない参加者がご覧のとおり。狙いどおり、たくさんの「よな」に混じって「さすり」も2匹とれました。

「よな」は少なかったのですが、多かった家族で10匹以上。休憩時間に説明をよく聞いていた人が成果をあげていたようです。

「さすり」も小学生2人がとりました。絶滅危惧種で数が少ないため、講座で子供がとることはあまり多くありません。とれた2人には拍手です。

観察の時間。シャーレに水と「よな」を入れていろんな方向から観察しました。

こんな感じに観察できます。「よな」の大事な特徴である吸盤のような丸い腹ビレもハッキリわかります。このヒレのおかげで滝のような流れでも上流に進んでいくことができます。

みんなに観察してもらった「よな」の特徴を整理しました。目が上に付いていてカワイイ姿であることや、日かげに集まる行動などよく観察できています。

「よな」は5年ほど前に天竜川などで激減しましたが、やっと増えはじめました。久米川で最近見つかるようになったカジカとともに元どおりに増えてくれることを願って、採集した個体は全て元の流れに戻してあげました。