日時 令和2年6月27日(土) 9:00~10:00
講師 四方圭一郎さん(飯田市美術博物館)
参加人数 38名(運営協力員含む)

夏は虫の季節。

かわらんべの正面の水辺の楽校も

ヤナギが樹液を出してカナブンなどを集めています。

その樹液はなぜ出るのでしょうか?

じつは、樹液の虫は人との関りも深いのです。

虫を追いかけ、観察しながら

虫をとおして、生き物の世界について学びました。

はじめに先生から紹介のあった外来昆虫のタイワンタケクマバチをさがしました。最近になって各地に広がり、かわらんべの正面にも生息するようになったようです。

クルミの木に、いました。この季節のおなじみの巨大幼虫。よく見ると、あちこちにいます。

手でつかんで取るには かなりの勇気がいります。上手にアミのほうへ這わせていって捕まえたようです。アミの枠についている大きな幼虫、わかりますか?

これが白髪大臣だとか白髪太夫と呼ばれるクスサンという大型の蛾の幼虫で、初夏の水辺の楽校の代表的な昆虫です。全身が淡い緑で横には青や黄の模様があり、長い毛が「白髪」のように見えます。

これまた大型昆虫がヤナギの木にいました。シロスジカミキリの成虫です。産卵のために木をかじった跡もありました。つかむとギーギー鳴いて、持ち方が悪いと鋭いキバでかまれます。でもさわってみたくなる虫です。

ヤナギの木の枯れて折れた部分には、はじめに紹介のあったボクトウガの幼虫がいました。シロスジカミキリとともにヤナギをかじって樹液を出す張本人です。

桑の大木のところまで虫をさがして歩いてきました。

根元にはニイニイゼミの羽化したばかりの成虫がいました。昨日あたりから周辺で鳴き声が聞こえていましたので、これから一気にセミの季節になりそうです。

そして数年前に大発生したマイマイガの仲間2種類の幼虫もいました。大発生は生態系のバランスが崩れている証拠。その影響はヒトにも及んできます。虫の観察を通じて生き物のバランスの大切さも学ぶことができました。