日時 令和元年12月21日(土) 9:00~11:00
講師 今村 理則 さん(元かわらんべスタッフ)
参加人数 51名

伊那谷の正月飾りは「おやす」。
おやす・松(お松さま)・注連縄(〆の子と紙垂)の
三つが組み合わさった門松のミニ版です。
昔は年末に家で作って玄関などの柱に飾りました。
そんな伝統を体験で伝えるのがこの講座。
むずかしい「左ない」の「なわない」も親子で体験し
立派な「おやす」を作りあげました。

はじめに講師の先生から「おやす」の文化や「つくり」について学習。そして、まず、おやすの部分を作ります。

みんなで確認しながら作っていきます。子どもたちにとってはワラ細工体験も新鮮です。「おやす」の部分は神様の食器を意味します。

先生大忙し。あちこちで実演しています。この後、さらに難しい「左ない」の「なわない」に挑んでいきます。それが注連縄(しめなわ)になります。この部分は神様のナワバリを意味します。

つづいて、アカマツの枝の良い部分を切って「松」にします。「松は」、年神様の依代(神様の居場所)を意味します。

注連縄に付ける紙垂(しで;掻垂ともいう)を和紙を切って・折って作ります。この作業は小さな子でもカンタン。

三つの部品を組み合わせて完成間近。先生の作った見本写真のような「おやす」になってきました。

これが「おやす」です。シンプルなデザインですが、それぞれの部品には大事な意味がある伝統のカタチです。

自分で作ったおやすを見せてくれました。難しい「なわない」を体験しただけに、完成がうれしいようです。

作ったおやすを持って、冬の風越山と中央アルプスを背景に記念撮影。良いお歳をお迎えください。