日時 令和元年9月14日(土) 9:00~11:00
講師 村松 武 さん(飯田市美術博物館)
参加人数 29名

大地は今も動いている。
日々の暮らしの中では実感ありませんが、
何万年?もかけて上と下に分かれた地面に
立ってみると、そのスゴさがわかります。
その上下に分かれた境目が「断層」です。
大地の成り立ちを目で見て知ることができ、
伊那谷の美しい地形も楽しめました。

川路の城山にある「メガソーラー」。ここは治水対策の土とり場として削られた山ですが、そんな山の上に大昔の天竜川の川原の砂礫があるそうです。なぜこんな場所に?

坂を下っていきます。天気が良くて乾いた空気が気持ち良いですが、日差しが強くて暑いくらい。

坂の途中に看板がありました。「城山断層」と書いてあります。断層って何なんでしょうか?

上の地層は【花崗岩】。下は昔の天竜川の【礫層】です。その境目は黒っぽくなっていて【断層粘土】だそうです。上の層がずれてせり上がって、こうなったのですが、これが断層です。

花崗岩と礫層、そして境界の断層粘土をさわって確認しています。これは、まさに地層の標本ですね。花崗岩はもろくなって崩れやすくなっています。大粒の砂のようになった花崗岩は「マサ」と呼ばれるようです。

子どもたちは地層から見つけた小石の種類を先生に聞いています。割ってみてその断面をルーペで見てみないと詳しい種類が解らないそうです。

さらに坂を下ってきました。ここには天竜川の礫層がありました。と言うことは、この高さからスタート地点までの段差が断層によってできたということになります。

スタート地点のメガソーラーに戻って、展望台から地形を眺めました。南アルプス、伊那山地、丘陵、河川敷、天竜川と続く、伊那谷の複雑な地形がわかりやすい場所です。

伊那谷の東側の山々を背景に記念撮影。雲一つ無く、伊那谷の地形を眺望するのに最高の日和でした。