日時 平成29年11月11日(土) 9:00~16:00
講師 天竜川上流河川事務所 小渋川砂防出張所 岡本 出張所長 <天竜川体験講座>
参加人数 18名

毎年秋に開催し天竜川流域の各地の砂防事業を見学するこの砂防講座ですが、今年は直轄砂防事業80年の節目にその発祥に地である小渋川の砂防について、小渋川砂防出張所の岡本出張所長にご案内いただき、かつてこの地に甚大な被害をもたらした三六災害や、生活を守るために進められている砂防事業について現地を見学しました。
この地域は大断層の中央構造線などによって地質的にも地形的にも複雑で難しい場所のため、砂防の重要性の高いことが理解できました。また、最新の砂防施設を見学して印象的だったのが、砂防施設の銘板を地元の小学生が書いたり、完成イベントで親子3代の橋の渡り初めがあったり、地域とのつながりを大切にしながら事業が進められているところでした。
谷の風景は、黄色~橙色を主体とした紅葉で明るく染められ、文化財「小渋橋」の奥にそびえる冠雪した赤石岳の眺望など、伊那谷の美しさも楽しむことができました。

小渋川砂防出張所で砂防事業についての勉強会

三六災害で深層崩壊した「大西崩れ」に圧倒されました

小渋川の延長には冠雪した南アルプス赤石岳の姿が素晴らしい

完成して間もない持社沢砂防堰堤を見学

銘板の「持社沢砂防」は完成当時の大鹿小6年生が書いた文字が彫り込まれています

渓流生態系に配慮したスリット式の堰堤です

「塩川床固工群」は地元と意見交換しながら工事が進められています

子どもたちは塩川の生き物さがしをしていました