日時 平成28年10月29日(土)9:00~16:00
講師

松下 会長(木沢地区活性化推進協議会)

松葉 出張所長(遠山川砂防出張所)・田島建設、かわらんべスタッフ

参加人数 14名

伊那谷の自然や災害・防災を知る流域探訪の講座を数年前から開催していますが、片桐松川・太田切川・三峰川・与田切川・小渋川と巡って、今回は遠山川水系に来ました。

中央構造線が彫り込まれてできた遠山谷の周辺一帯はジオパーク・エコパークの遠山エリアとして豊かな自然や景観が重要な観光資源になっています。

最古の地層の中郷流宮岩と大断層の中央構造線は、日本列島誕生に関わる大地の営みが目に見える形で残された標本のように感じ、1300年前の池口崩れによって天然ダムに沈んだ埋没林は、脆く複雑な地層が災害を発生させやすくしていることを現代に私たち伝えています。

そして、そのような災害から暮らしを守るために砂防工事が進められていることもツベタ沢の砂防堰堤工事見学で知りました。

この谷を境に東西で大きく異なる地質は水質にも関連が深いことを東側の高硬度の名水:観音霊水と西側の軟水とを比較して確認しました。

また、かつての遠山谷の生活を森林鉄道と旧木沢小学校木造校舎で知り、参加者の多くが懐かしさを感じたようでした。

駆け足で巡りましたが、魅力に富む遠山川流域を実感できました。

中郷流宮岩は大地の壮大な営みを物語る

本体工事中のツベタ沢砂防堰堤を見学

遠山森林鉄道復活の夢を聞く

旧木沢小学校で昔の山村生活にふれる

遠山川の埋没林から奈良時代の大災害を知る

観音霊水で喉を潤し、和田城から谷を眺める

旧木沢小学校にて 今回の参加者のみなさん