日時 平成28年9月24日(土)9:00~11:00
講師 かわらんべスタッフ
参加人数 20名

今日の講座は川遊びを通じて川の災害や防災を知る
「河原の石でダムをつくって川遊び」の予定でしたが
台風16号の増水と前日の降雨で天竜川や久米川に近づくのが危険な状態となったため、
急きょ講座内容を変更しました。

流量の調整が可能なかわらんべの小川で特徴的な生き物をつかまえて、
その特徴を深く知ろうという内容です。

みなさんに今日の生きものさがしの目当ての種類として写真を見せたのが
「オオシロカゲロウ」です。

最近のニュースで、東海地方の大きな川にかかる橋で夜に羽虫が大発生して
道路に積もりスリップ事故が起こったと映像で紹介されました。
その正体がオオシロカゲロウの成虫で、
大きな川では局所的に大発生する不思議な生態を持つ水生昆虫です。

かわらんべの小川にも3年ほど前からすみ着いていて、天竜川水系では非常に珍しい種類です。

今回は成虫への羽化後のためか、講座では見つかりませんでしたが、
9月上旬ころまでは幼虫がよく見つかりました。

もう一つの目当ての種類は「アメリカザリガニ」です。

要注意外来生物にも選定されていて悪者扱いされていますが、
子供たちには人気の高い生き物の一つです。

ザリガニが日本に来た理由や、オス・メスの見わけ、脱皮の不思議などの生態を知り、
ちょうど越冬用にザリガニが掘った穴がいくつもあって、
冬越しのことも見て学ぶことができました。

アメリカザリガニは長野県の法律(内水面漁業調整規則)で移植を禁止されています。

このため、かわらんべでも持ち出しを禁止しています。

生態系に影響を与えるだけでなく、
水田や水路に穴を空けて人間の生活にも迷惑をかけます。

今日、ザリガニが掘った穴の大きさを実際に見たことで
移動禁止への理解が一層深まったようです。

目当ての種類は写真のオオシロカゲロウです

雨の後でも小川は水量調整で安全です

いろんな生き物が見つかり楽しめます

残念ながらお目当ては見つかりませんでした

ザリガニの生態や外来種の法律などを学習

越冬用に掘った穴は大きく深いことを理解