日時 | 平成 27年11月14日(土)9:00~10:00 |
主催 | かわらんべスタッフ |
参加人数 | 20名 |
水中には不思議な生き物がたくさんいます。
その中でも特筆すべきが今回紹介したプラナリアの仲間です。
天竜川にもたくさんすんでいる「きれいな水」の指標生物で、
ヒルみたいな気持ち悪い生き物ですが、
どこを切っても再生する驚異の生き物です。
自分自身で天竜川から見つけだして
この生き物を観察・飼育する予定でしたが、
雨で天竜川が増水したため、
あらかじめ採っておいたナミウズムシをみんなで観察しました。
はじめに体のつくりや動きを観察して特徴を整理しました。
頭が三角形、カワイイ目がある、滑るように這う、
這ったあとがヌルヌル、柔らかくて直ぐちぎれるなど、
よく観察できました。
他にも、体表面で呼吸する、口と肛門が一緒、血液がない、
原始的だけど脳と神経系がある、
小さな繊毛を動かして渦をおこして進む(だからウズムシという)、
雌雄同体、普段は分裂して増えるけど環境が悪化すると卵も産む、
そして最大の特徴の「どこを切っても再生する」。
昨年、かわらんべで再生実験をした記録の写真と様子を紹介しました。
みなさんも自分で再生に挑戦してみようと、
お気に入りの個体を容器に移して持ち帰っていきました。
どんなふうに再生するか楽しみですね。

プラナリアをじっくり観察

ふしぎな生き物ですね

みんなで観察した特徴を整理しました

プラナリアどこにいるか わかるかな?

再生実験などのスライド学習に小学生が参加