日時 平成27年6月20日(土)9:00~12:00
主催 川路水害予防組合、川路まちづくり委員会、かわらんべ
参加人数 41名

伊那谷の歴史的な大洪水「未満水」から300年の節目の年を迎えた今年、
発災の日に合わせて防災特別講座を開催しました。

地域の水害の実態や災害の教訓伝承、
住民による自主防災組織の発足と水防への取り組みやその後の地域発展の歴史について、
座学と現地見学で学びました。

会場には三六災害を体験された地域の方も多く来場され、
前半の座学ではメモを取りながら聴講する小学生の姿もありました。

地域で実際に水害を体験され、
減災のために活動された講師の皆さんのお話には説得力があり、
地域の方にも改めて水害の歴史を振り返る良い機会となったようです。
後半の現地見学では、
満水の水位の指標となった川路の「大エノキ」と「正清寺石段」の痕跡を前に、
先祖からの言い伝えと三六災害や五八災害の状況を交えて
地元の災害体験者からお話をお聞きしました。

土石流災害の伝説が残る上郷の「夜泣き石」では、
土石流が運んだ石の巨大さに驚き、
伝承の意味を噛みしめつつ
300年前の災害で犠牲になった方々の霊を弔うため手を合わせました。

自然災害はいつか必ず起きます。

言い伝えで残る過去の災害教訓とは、
先祖が発した減災へのメッセージと受け止め、
災害への備えをし、次世代へメッセージをつないで行くことの重要性を、
300年前の災害から学んだ講座でした。

座学会場は様々な年齢・地域の参加者で満席に

川路の水害を今村理則さんが紹介

水害と闘った川路水防組合の活動を清水一博さんが紹介

治水の恩恵を吉川武夫さんが紹介

洪水時にイカダをつないだ「大エノキ」の跡

水位の指標となった「正清寺の石段」の跡

「夜泣き石」では命日に手を合わせ霊を弔う