日時 平成26年10月25日(土)9:00~16:00
講師 天竜川上流河川事務所・河本 和朗(大鹿村中央構造線博物館)
参加人数 18名

「ジオパーク」の南アルプスは今年6月に「ユネスコエコパーク」に登録されました。

これを記念して「伊那谷遺産」が数多く点在する南アルプス大鹿エリアで、
地球の営みと、そこに住む人々の暮らしや、
過去の災害とそれを防ぐ土木の足跡について、
大鹿村中央構造線博物館学芸員の河本先生に現地をご案内いただく、
ジオパーク見学を開催しました。

当日は晴天で紅葉も見頃を迎え、自然の美しさも味わえました。

博物館で「中央構造線とは何か?」を学習し、
実際に構造線を目で見ることができる天然記念物
「安康露頭」で東西の岩の違いを実感しました。

昼食を食べながら大西山崩壊地を眺め、
三六災害がもたらした深層崩壊と地質の関係を知りました。

 

お世話になった大鹿村中央構造線博物館

まずは博物館で中央構造線の学習から

「安康露頭」で岩の違いを目の当たりに

大西崩れは構造線西側の崩れ方の典型

アーチ型の堰堤としては初期の建造である国有形文化財の上蔵砂防堰堤や、
地すべり跡にひっそりとたたずむ上蔵集落は、
周囲の景観に溶け込んだ美しさがありました。

この他、上蔵集落から眺めた鳶ヶ巣大崩壊地や小渋橋か谷間に見える赤石岳など、
大地の営みがつくった壮大な景観が各所で楽しめるのがジオパーク大鹿エリアの魅力です。

なお、今日の見どころのほとんどは「伊那谷遺産」に選定され、
資料や位置情報など自由に活用いただけるよう整理されています。
http://www.cbr.mlit.go.jp/tenjyo/think/heritage/html/list_index.html

上蔵砂防堰堤で優れた土木技術に感心

規模に圧倒される鳶ヶ巣大崩壊地

地すべり跡にひっそりたたずむ上蔵集落

小渋橋で、ウェストン碑と雪を頂く赤石岳