日時 平成26年8月30日(土)9:00~15:30
講師 天竜川上流河川事務所・かわらんべスタッフ
参加人数 14名

昔、飯田市の山奥には大平集落があって人々が生活していましたが、
昭和45年の集団移住で「消えた峠の村」となりました。

現在、周囲は飯田市の自然環境保全地区として様々な動植物が生息する自然豊かな環境に、
かつての集落が復元され、原風景を楽しめる場所となりました。

今回、大平の渓流に生息する「生きている化石」ムカシトンボの幼虫探しと、
大平宿の古民家体験、水源の水環境体験を目的に大平宿周辺で講座を開催しました。

小黒川の水は冷たく澄み、周囲の緑を映す

大平に到着後、さっそく小黒川でムカシトンボ幼虫を探しました。

このトンボは、幼虫期間が5~8年と長生きの種類で、
渓流の石の下に生息し、その姿は小石と見分けがつきません。

1時間ほどの短時間ですが、幸運にも3名が4匹を見つけることができました。

たぶん、みんなの網にも入っていたと思いますが、
見つけ出しが難しかったのでしょう。

幸運にもムカシトンボを見つけた二人

見つかったムカシトンボ幼虫

サンショウウオやヤマトイワナもとれました

季節は夏ですが川の水は冷たく寒さを感じたため早めに川から上がり、
「大平宿をのこす会」から借りた古民家「中村屋」に戻りました。

着替えが済んだ高学年は囲炉裏(いろり)の火起こし担当です。

過去の講座での経験を活かして一発着火。

安定した炎が冷えた体を温めます。

お弁当を食べ、囲炉裏で沸かしたお湯で熱いスープを飲みながら、

大平集落のことや近くの黒川の水が
飯田市の大平水源として飲み水に利用されていることを学習しました。

高学年が囲炉裏で火起こし

古民家の囲炉裏端でお弁当

午後は、大平宿と周辺の散策班と古民家でのんびり班に分かれて、
それぞれ高原の夏と大平宿を楽しみました。

帰りは木曽へ抜ける大平峠【伊那谷遺産】を見て、
大平街道の終点から清内路経由でかわらんべに戻りました。

今回利用した古民家「中村屋」