日時 | 平成26年6月7日(土)9:00~11:30 |
講師 | かわらんべスタッフ |
参加人数 | 23名 |
明け方からのあいにくの雨のため、
今回はスタッフだけの駆除作業にする予定でしたが、
雨にかかわらず大勢の方が捕獲作戦参加を希望されたため、
急きょ有志参加者で講座を行いました。
ウシガエルは特定外来生物で、
水域の本来の生態系をこわしてしまうため、
かわらんべでは5年前から駆除作戦を行っています。
昨年は厳冬のためか、オタマジャクシは一匹もいませんでしたが、
今年はオタマジャクシがスゴイ数です。
有志参加者が池に入りタモ網でオタマジャクシを捕獲しますが、
逃げ回るオタマジャクシをたくさん取ることはできません。
そこで大きな網を広げてオタマジャクシを追い込み、
まさに一網打尽で大量捕獲に成功しオタマジャクシ508匹を駆除できました。
また、
定置網で捕獲した大きな親ガエル6匹とアオダイショウには圧倒されました。
みなさんには誤解がないように毎回説明していますが、
ウシガエルそのものが悪いわけではありません。
それを放して広げてしまったことに罪があります。
生き物を始末するのは気が引けることなのですが、
在来の生き物の生活を守るため仕方なく続けています。
かわらんべは「河川協力団体」として、
本来の河川生態系を取り戻すために今後もこの活動を続けて行く予定です。

雨にもかかわらず集まってくれたみなさん

まずはタモ網でとります

みんなで協力して大きな網で集めます

網の中にはたくさんのオタマジャクシが

泥だらけになりながら捕獲作戦成功

駆除したウシガエルのオタマジャクシ