日時 | 平成26年4月20日(日)13:00~15:00 |
講師 | 飯伊釣り文化を伝承する会 |
参加人数 | 14名 |
昔、天竜川にダムがなかった頃、
海で育った子アユが150km以上も川をさかのぼって
伊那谷までやってきました。
そのアユたちは伊那谷天竜川の強い流れで大きく育ち、
夏の風物詩のアユ釣りを楽しませてくれ、
大事な食料として私たちの生活に役立ってきました。
今回、伊那谷の様々な団体の協力のもと、
天竜川の河口で育った「天竜川本来の遺伝子を持ったアユ」たちが
ダムを越えて伊那谷の河川にやってきました。
これに合わせて、かわらんべ講座では天竜川育ちのアユのことを学んで、
子アユたちを川へ放流する体験講座を開催しました。

まずアユのことを学びます

組合長さんから放流するアユの話を聞きます
最初に「アユってどんな魚」なのか学び、
天竜川本来の遺伝子を持ったアユたちをじっくり観察してから、
約5,000尾の天竜川育ちのアユを松川に放流しました。
アユたちはとても元気で、勢いよく流れの中を泳いでいきました。

海から来たアユたち大きく育って!

天竜川本来の遺伝子をもったアユたち
今回放流したアユたちが大きくなっていく様子を5月・6月に調べます。
そのための体長・体重の計測も体験し、放流時のデータを記録しました。
「伝承する会」によると、5月は川の生き物や環境調べ、
6月には放流したアユの友釣りを体験の予定です。
今回の活動に協力いただいた静岡県浜松市の天竜川漁業協同組合さん、
アユたちを伊那谷まで送り届けていただき、ありがとうございました。

全長・体重計測にも挑戦

さいごは水辺の清掃