伊那谷を襲った未曾有の災害

昭和36年6月にここ天竜川流域で起きた、この恐ろしい災害は、死者行方不明者134名という、伊那谷を襲った未曾有の災害として知られています。

この写真は当時の「かわらんべ周辺」。こんなにも広範囲にわたって水があふれてしまっているのです。もちろん、被害はここ川路地区だけにとどまらず、伊那谷全土にわたっています。

中でも大鹿村の「大西山では大規模な地すべりが発生し、一瞬にして42名もの尊い命が失われました。この出来事は「大西山大崩壊」として知られています。
現在この崩壊跡地では、「この大崩壊の事実を後世に」という地元の想いと努力により、桜の名所・大西山公園として生まれ変わったのです。

この目の前に広がる川は、なんとみんながよく遊んでいる天竜川の支流・久米川。

いざ増水してしまうと、あのおだやかな久米川でもこんな姿になってしまうのです。

三六災害 かわらんべ周辺の被災状況